レアジョブの分析

2020年1月12日

本日(2019/8/30)の株価上昇ランキングに入っていたのでレアジョブを分析していきます。

事業内容

レアジョブは私も使ったことありますが、フィリピンなどの人と英会話をするサービスですね。

主なサービスはこの英会話事業ですが、イメージの強い個人向けだけではなく法人向けや教育機関へのアプローチもやっています。

(※1)2019年3月期決算説明会資料
https://www.rarejob.co.jp/ir/timely_disclosure/

ここで気になるのはこれからどこまで成長できのかですね。

また、個人向けが主力ですが、利益はどれくらい出ているのか、競合との差別化はなにか、法人向けや教育機関向けは利益率が変わるのか、海外展開はどのくらい進んでいるのか、このへんをしっかり見ていきます。

レアジョブの強みは?

競合との差別化ということで強みはどうなのでしょうか。

テクノロジーの利用として、採点自動化や成果の可視化をうたっています。

(※1)

採点自動化や成果の可視化だけでは英会話サービスの差別化としては弱いと思うのですが、レアジョブを強くしている要因は他にあるのでしょうか?

サービスの品質は良いのかも

資料には載っていませんが、私が使ったときはサービスページの使いやすさと料金体系の柔軟さに惹かれました。

あとは講師数が多いので利用者が選ぶ時に選択肢が多いことも強みだと考えます。

(※1)

あとはこれらの強みを法人向けや海外展開に応用できるかどうかですね。

業績はどうなの?

さて、投資に進んでいくために業績を分析していきます。

売上は順調に伸び続けている

(※2)決算短信より作成
https://www.rarejob.co.jp/ir/timely_disclosure/

なかなかいいですね。売上は15~25%くらいで伸びていて、粗利と営業利益もそれにともなって伸びています。

利益率は変わらない

ここでポイントは粗利率がほとんど変わっていないことですね。

製品やゲームを開発したら売れれば売れるほど利益率が改善する会社とは違って、レアジョブは粗利率がほとんど一定です。

フィリピンなどの講師がいるので労働集約型の事業なんですね。

これは利益が急激に伸びることは無いですが、反対に急に落ち込むことも少ないと考えます。

私は利益が予想しやすいのでこっちのタイプの方が投資は楽ですが。

期待したいのは売上がどれほど伸びるかですね。

利益率は事業ごとにちがうの?

気になるところですが資料には出ていないですね。

ですが一つ材料はありまして、売上高の内訳が出ています。

(※1)

2019年度は個人向けよりも法人向けで売上が大きく伸びています。

でも利益率が変わっていないということは、個人向けも法人向けも利益率は似ていると予想できます。

そうなると、今後は個人向けが伸びにくくなったとしても、法人向けに注力することで利益は着実に伸びるのではないでしょうか。

将来の見通しは?

続いては将来どうなっていくのかを見ていきましょう。

(※1)

2020年度の計画ではこのまま順調に伸びるようですね。

計画どおりに着地するよう

本当に伸びるのかを確認するために、2018年度と2019年度の売上計画を見てみましょう。

【2018年度】計画30億→実績29億
【2019年度】計画35億→実績36億

なるほど、計画通りに着地しているようです。ちなみに純利益を見てみると、

【2018年度】計画0円→実績6,400万
【2019年度】計画4,500万→実績1億2,400万

と計画を上回った着地になっていますね。

投資対象としてどうなの?

最後に投資対象としてどうなのか見ていきます。

今の所わたしは投資したくなってますが。

みんなの株式ホームページより抜粋
https://minkabu.jp/stock/6096

あらあら、1年でだいぶ値上がりしたんですね。

時価総額は110億、PERは高め

まだ時価総額が110億なので今後も更に大きくなっていく余地はあると思いますが、やはり純利益がまだ低いのでPERは89倍と高めです。

計画から逆算したPERは?

2020年度の計画では純利益が1億3,000万円なので、計画を達成してもPERはほとんど変わらないですね。

2019年3月期決算短信より抜粋
https://www.rarejob.co.jp/ir/timely_disclosure/

ここでは売上が増加して、かつ営業利益率も改善し、営業利益が増えているにも関わらず純利益が変わっていないのはおかしいですね。

なにか投資除却損でも出す予定なのかどうかと思ったら、2019年度は有価証券の売却益が5,000万円あったようです。なっとく。

さて、ここまでありがとうございました。わたしとしては投資候補の一つとしてまだまだ注目していきたいです。