話題株の楽天とZホールディングスを比較

2020年2月14日

今回は携帯事業へ参入した楽天と、同じく通販であるECで競合しているZホールディングスを比較しました。

Zホールディングスはyahooの持ち株会社ですね。どちらの株が割安なのかを分析しています。

まず最初に分析結果を見てしまいます。

楽天は短期的には株価が下落トレンドなので損する可能性はありますが、長期的には楽天経済圏が強いと考えているので買いどきと考えます。

一方でyahooのZホールディングスはすでに株価が短期的にゆっくり上昇していますが、急上昇する可能性は低いと考えます。長期的にもLINE統合など戦略がうまくいくかはわかりません。しかし国内の優位は盤石で、買いどきと考えています。

指標

それでは指標から見ていきましょう。

PER(株価収益率)

楽天のPERは8倍と低く、反対にZホールディングスは30倍と高いです。これだけ見ると楽天の方が割安で買いどきに見えますが、これからの成長を含めたPERになっているので、利益の成長をチェックしないとまだわかりません。

楽天は携帯事業への参入でコストがどれだけかかるかが見えません。そのため期待値であるPERはかなり低くなっています。

ですがインターネット事業と楽天カードなどのFintech事業はずっと成長できているので、私は割安と考えています。細かくはこのあと見ていきます。

株価

まず、楽天の株価はアップダウンを繰り返しながら、長い目で見ると下がり続けています。

利益は順調に成長していますが株価は下がり続けているんですね。ということは、期待を表す株価収益率であるPERは下がっているということです。期待されなくなっているんですね。

今は携帯事業への参入がねっくとなっていますが、もしこれがうまくいかなくても楽天経済圏で固い顧客をつかまえているので成長は続くとみています。

もちろん株価がどうなるかは誰にもわからないのですが、私は短期では下がるリスクをとってでも投資することにしました。

Zホールディングスの株価は、直近は上がっていますが、長い目で見ると横ばいの範囲です。LINEとの統合やZOZOの買収といったM&Aや、キャッシュレス分野でのPayPayの攻勢など、大きな戦略で注目されています。

ただ、これらの戦略が利益につながってくるのはここ1年の話ではなく、もっと長い期間でのことです。PayPayの利用者数が大きく増えたとしても、それを通販であるECなどの戦略と効果が合わさってくるのはまだまだ先です。

そうなると、株価が1年後にどうなるかは読めないです。もっと先に戦略がうまくいくことを期待して、長期投資することがZホールディングスへの投資戦略になると考えています。

先はながいですが、私は期待してZホールディングスも保有しています。ただ、あくまで投資は自己責任でお願いします。

業績


楽天は2018年度まで売上・利益ともに成長し続けていました。
それまでは良かったですが、直近の2019年決算では利益は下がってしまいました。
2020年度は投資しているUberのような配車サービスのLift株が下落したたため特別損失を出したことが余韻で純利益は下がってしまいました。
加えて、営業利益が下がった要因は携帯電話事業と楽天市場などEC事業に関わる物流への投資です。
ですが、この特別損失や投資を除くと、Zホールディングスよりも利益は安定成長しているので、この先の成長が読みやすいです。

今は投資期間としての構造変革期ですが、実際にこれがうまくいくかどうかはわかりません。もしかしたらこの投資が実らない可能性はあります。
ですが、もしそうなったとしても、ネット企業としてのZホールディングスの地位はゆらぎにくいと考えています。l
後ろ盾にソフトバンクグループがいて、大きな資金力があります。これによってキャッシュレス事業もPayPayの還元祭りでシェアを拡大しています。
また、ソフトバンクグループの中でもZホールディングスの位置づけは高いので、ソフトバンクはなんとしてでもZホールディングスに結果が出るよう圧力と支援をすると考えています。

楽天の強みはインターネット事業とFintech事業が盤石なことです。楽天市場はいま送料無料化で出店者ともめていますが、通販であるECの楽天市場や、楽天カードなどのFintech事業をからめた楽天経済圏が強く、2つの事業は安定成長を続けているんですね。

投資判定

楽天
・金融事業が安定して強い
・競合は強いが地位は築いている
・PERがかなり低い
ZHD
・業界で国内1位を狙える
・LINE統合の成果が見えるのは先が長い
・PER30倍と高すぎではない