AI銘柄【RPAホールディングス】株価は短期下落・長期上昇理由|(6675)

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■ポッドキャスト|AI銘柄【RPAホールディングス】株価は短期下落・長期上昇理由|(6675)

分析point

業績・戦略・指標から判断

現状をおさらい

株価は上場時よりも低い

2年前の2018年3月に上場し、その時は1,500円

その後2,800円へ2倍近く上昇するも、今は上場時よりも低い920円

point① 業績から判断すると株価は上がらない

前提、事業は2つ。

RPAコンサル事業「BizRobo」

RPAソフトウェア会社からRPAを仕入れている

これは強みの一つ

サポート体制とRPAソフトウェアをセットにして提供

自社RPA事業

事業はRPAによるバックオフィスの効率化・手書き書類のデータ化・AIによる最適選択

当初は広告業界・医療業界に提供

マイナス材料

売上成長が鈍化

2018年までは前年比2倍の成長が続いていたが、2019年は+23%の成長に落ち込んだ

2018年はRPAコンサル事業・自社RPA事業ともに2倍の成長をした

RPAコンサル事業は導入社数が300社から600社へ倍になったことが要因

パートナー販売が好調であり、かつ中小企業向けサービスの導入も拡大

しかし、2019年に、

自社RPA事業の成長幅が+114%から+49%と鈍化した。

加えて、RPAコンサル事業は全く売上が増えず

特に中小企業向けサービスの売上が増えず

しかし、大企業向けも中小向けも導入企業は増えている

これは厳しい材料かも知れない

売上成長鈍化に伴い、利益は減少に転換

営業利益は9億から4億へ半減。純利益は1,700万円とほぼ0の状態。

株価としてはかなり厳しい

人員増加・広告コストによって利益が減少

固定費を吸収できなくなっている

事業別では、自社RPA事業が利益+4億3,000万円増加と順調だったが、

RPAコンサル事業で利益△4億6,000万円減少

加えて、新規事業のRobot as a Service事業の赤字△2億8,000万円が大きい

2019年売上計画は未達成

売上140億・営業利益16億の計画だったが、

売上100億・営業利益4億の実績だった。

パートナー販売を拡大する計画だったが、中小企業向けサービスが未達成

未達幅は大きい

今後の計画も達成できない可能性が高い

戦略で不安を解消できるのかどうか

2020年の業績ポイントとしては固定費を吸収できるくらい、売上を増やせるのかどうか。

しかし、2020年計画は売上+24%であり、営業利益は2018年を下回る見込。

固定費を吸収して利益増加トレンドにはならない

コロナウイルスの影響で短期的にはRPA導入企業が減ると推測。

目先では業務効率化よりも業務持続の対策に注力すると考えられる。

プラス材料

自社RPA事業は売上がしっかりと積み上がっている

自社RPA事業は今後も売上増加の可能性が高いので良い

利益率はRPAコンサル事業が9%、

自社RPA事業が11%と、自社RPA事業の方が高い

結果

■業績から判断すると株価は上がらない

■重要なポイントは、

2018年までの急成長はRPA支援事業の売上増加が大きな要因の一つだった。

しかし、そこが成長しなくなったので、期待を下回っている。

そして、成長しなくなった要因は、導入社数が増えているのに売上が増えていないこと

業績面で浮き彫りになった課題は、RPAコンサル事業の売上が伸びないこと。

戦略でこれを解決できるかどうか

Point②

マイナス材料

2020年はRobot as a serviceへさらに力を入れるが、売上増加に結びつくかは不透明

バックオフィスの自動化を成果報酬型で導入するサービス

2019年はRobot as a service戦略をつくるも、売上に結びつかず。

2020年はコロナウイルスの影響で新しいサービスの導入にはネガティブ要因となる可能性。

2019年に売上が大きく伸びなかった要因だが、

RPAコンサル事業の売上増加戦略は見えず

プラス材料

強み(1)10年間のロボット化ノウハウ

広告業界は残業抑制などが要因で人材不足が顕著なので、

自社RPA事業の広告業界向けは引き続き順調に進むと推測

ロボットの高度化を推進

自動化による人員削減サービスを強化

強み(2)プログラミング言語が不要のRPA

現場の社員が使いやすい

しかし、2019年は中小企業向けサービスの販売体制構築がうまくいかなかった。

国内RPA市場は拡大が続く

人口減少による人手不足で事業のニーズは強い

結果

戦略から判断すると株価は短期下落・長期上昇

2020年に売上成長幅を大きくする戦略が見えないが、

長期ではRPAノウハウを強みに売上増加は期待できる。

point③

マイナス材料

PERは無しだが、2019年時点の想定PERは5,000倍以上

PERが無いのは、赤字が理由かと思ったら、

2020年の業績予想が、純利益0円~2億2,000万円だったことが理由だった。

業績予想の最も良いパターンでも、2020年の計画PERは250倍と割高

プラス材料

PSR5倍で、時価総額も550億と大きすぎないので、まだ上昇余地はある会社

結果

現在のPERは割高であり、短期的には割安になる材料がない

指標から判断すると株価は上がらない

結果

株価は短期下落・長期上昇

2020年に売上成長幅を大きくする戦略が見えず、短期的には割高

長期ではRPAノウハウを強みに売上増加は期待できる。

PERが無いのは、赤字が理由かと思ったら、

業績予想の最も良いパターンでも、

プラス材料

PSR5倍で、時価総額も550億と大きすぎないので、まだ上昇余地はある会社

結果

現在のPERは割高であり、短期的には割安になる材料がない

指標から判断すると株価は上がらない

結果

2020年に売上成長幅を大きくする戦略が見えず、短期的には割高

株価は短期下落・長期上昇