成長する材料は無いので投資見送り!?【JT】決算分析で株選び

2020年1月12日

今回は高配当銘柄として人気の高いJTは投資対象になるのかどうかを分析します。

今後割安になっていくかどうかを決算分析によって調べていきます。

決算分析を材料に上がりそうな株を選んでいきますので、チャンネル登録がまだの方は登録いただけましたら幸いです!

まず事業はたばこの製造で、これを独占しています。

海外でも事業展開しています。

M&Aに積極的なので、拡大に期待できるのは強みです。

他には今までの紙たばこではなくアイコスなどの加熱式たばこの影響も要チェックです。

時価総額は5兆円と大きいです。

PERは意外に11倍と高いです。これはトヨタと同じ水準なので期待されていることがわかります。

ただ成長に期待されているのか、配当が良いから人気があるのかは重要ポイントです。

5年間株価は右肩下がりが続いています。

直近の2019年7月以降は上昇していますが、これが続くのかどうかチェックします。

利益が伸びていくなら株価も伸びていくことが期待できますが、利益は伸びていくのでしょうか。

決算分析

売上は横ばいが続いており、それに合わせて利益も横ばいが続いています。

国内売上は下がっているイメージはあるのですが、海外売上でカバーできているのでしょうか。

安全性では、本業でどのくらい稼いだかを表す営業キャッシュフローは+4,000億と安心です。

自己資本比率は48%、純資産も2兆円あるので安全性には全く問題がありません。

JTの特徴は「配当÷利益」の計算式で、稼いだ利益のうち何%を配当したのかを表す配当性向が100%を超えていることです。

これは異常な水準です。

その年に稼いだ利益以上に配当でお金を配っていることになります。これを続けていたらどんどんお金がなくなってしまいますよね。

配当金は年々増えていますが、それでも株価は右肩下がりです。

配当が上がり続けなかったら株価はさらに下がってしまう可能性があります。

11倍というPERの高さは成長期待ではなく配当に人気があるからですね。

2018年度の内訳は、国内が利益△10%です。

アイコスのような加熱式たばこは伸びましたが、紙たばこは減少しました。

反対に海外は伸びています。

でもその前年の2017年度に200億の現存があったことが伸びた要因の一つです。

このようなうまくいっていない事業の損を出す現存リスクは国内よりも大きいです。

医療や食品セグメントは利益構成が会社全体の10%未満と小さいです。

たばこ事業が会社全体の利益を左右します。

2018年度は為替で△600億の悪化要因がありましたが、それがなくても成長は緩やかです。

しかもたばこ自体のし上が縮小する可能性もあります。

為替の影響は日本の円高要因よりも新興国の通貨安が要因です。

今後の戦略はやはりたばこonlyです。

海外は新興国を攻めます。

直近の2019年3Qの結果は、利益が減少となりました。

為替の悪影響を吸収できなかったことが要因です。

外部環境では、たばこ市場は需要が下がっています。

加えて、加熱式たばこも競争は厳しいです。

2019年度3Qは国内が伸びませんでした。

海外は為替の影響を除いて考えると+300億になりました。

ですが、新興国の通貨安はこれからも含めて考えざるを得ません。

現実に業績に影響してしまうので。

そう考えると外部環境は厳しいです。

これらを踏まえ、2019年度通気の計画は下方修正となりました。

その他JT

Posted by michi