アイリッジの株価を予想するための事業分析

2020年1月12日

前回はアイリッジの株価指標や業績を見たので、今回は事業内容について見ていきます。

PER△143倍と低く、2020年3月期の進捗も良くはない状況でした。投資するには事業の将来性がどうなのか挽回材料が必要なので、今回はそこを重点的に見ていきます。

決算説明会資料より抜粋
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3917/ir_material/116496/00.pdf

全体を見ると、2019年3月期にDGマーケティングデザインを買収し、もともとのアイリッジとDGマーケティングデザインの売上が半々くらいの構成比です。

なので両方の事業について将来性を見る必要がありますね。

まずは概要です。

O2Oソリューションてなんだ?という感じです。

ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。
たとえば、実店舗をもつ飲食店や販売店などが、オンラインで割引クーポンやサービス追加クーポンを提供したり、foursquareなどの位置情報サービスによって積極的に店舗の認知や来店を促したりすることなどがO2Oのわかりやすい例としてあげられる。

Web担当者フォーラム  https://webtan.impress.co.jp/g/o2o

なるほど、オンラインからオフラインの店舗などに創客することをO2Oと呼ぶんですね。

そのソリューションやマーケティングを提供しているのがアイリッジになるんですね。

次はアイリッジならではの強みはなにか見てみます。

経営説明会資料より抜粋
https://iridge.jp/ir/library/material/

なるほど、O2Oソリューションの「popinfo」サービスを提供していて、これが入っているアプリのユーザー数は1億4,000万人になるとのことです。

これが多いのか少ないのかはわからないのですが、実績はちゃんとあるのは間違いないですね。売上が10億以上出ているので当然といえば当然なのですが、主力事業が開発中・投資中の会社もあったりするので一つの安心材料ではあります。

強みは国内最大級の実績とノウハウを挙げています。実際の裏付けは不明ですが、O2O分野ではノウハウが有るようですね。

そうなると気になるのは2020年3月期にかけてなぜ利益率が下がったのかです。。すでに国内最大級のノウハウを持っているのであれば、今後の挽回施策はなにをするのでしょうか?気になります。。。

決算説明会資料より抜粋
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3917/ir_material/116496/00.pdf

ふむふむ、①を見ると既事業については引き続き大型案件に取り組むこと、そしてFANSHIPの拡大をあげています。

経営説明資料を見てもFANSHIPに注力するようです。FANSHIPは顧客データ分析プラットフォームとありますが、一人ひとりの顧客に合わせたO2Oを行うためのもののようです。

なるほど、FANSHIPは今までのpopinfoをリニューアルしたものなんですね。主力のサービスは今までと変わっていないのですね。

実際に施策の進み具合をチェックして将来性を分析してみると、、、

2020年3月期1Qは少し売上が伸びているだけですね。2Q以降の伸びに注目したいです。。

と、今回は主力のアイリッジ社の事業について見ていきました。次回はもう半分のDGマーケティングデザイン側を見ていきます。