AI銘柄【FRONTEO】株価は上がらない理由|(2158)

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分析結果

AI以外の事業が重い

こんばんは。今回はAI銘柄のFRONTEOを分析しました。早速、分析結果は、

AI事業には期待できる。

しかし、それ以外の事業が販管費削減でしか利益が出にくい。

FRONTEOの会社全体の価値にとっては重荷になっている。

その結果、

株価は上がらない

と判断しました。

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■ポッドキャスト|AI銘柄【FRONTEO】株価は上がらない理由|(2158)

分析point

業績・戦略・指標

現状をおさらい

直近の株価は急上昇

2015年から2018年まで1600円から1,100円の間を横ばいで推移

2018年から下落が続き、今年2020年には最高値の1/6の200円に

直近は急上昇し、元のレンジの750円まで戻った状態

法律事業・AI事業

事業は2つで、法律事業は法律文書のチェック

また、法律事業の中にもAIを利用して文書をチェックするサービスが有る

AI事業はAIを様々な分野に活用

point① 業績から判断すると株価は上がらない

①業績から判断すると株価は上がらない

マイナス要因

売上は減少

利益を出していない成長段階の会社なのに、売上減少は厳しい

売上減少の理由は、

法律事業の売上減少

法律事業は売上の9割を稼ぐ主力の事業。

しかし、主力事業が売上減少してしまっている

そして、売上減少に伴って、

利益は大きな赤字

2018年は黒字転換したが、2019年は赤字に転落

売上減によって、売上総利益率が悪化しているので、赤字の理由は売上減に見える

一番伝えたいこと!!しかし、実は、

販管費減でしか利益が出ない

販管費が低い2018年や、2019.4Qは利益が出ている。

しかし、それ以外の販管費が高い時期には赤字になっている。

全ては販管費次第。

これはマイナス要因

売上の増加によって利益が出ているわけではない

法律事業は利益も悪化

特に主力の法律事業で売上が下がり、固定費を吸収できず、大きな赤字となった

法律事業は四半期、つまり3ヶ月の売上が28億または29億を超えないと赤字になる事業

加えて、黒字になった場合も、

利益率に課題

2018年は黒字をキープできたが、それでも利益率は2%と低い

直近の黒字化した2019.4Qを見てみると、

2019.4Qは黒字だが利益低い

2019.4Qはたしかに法律事業が売上増加し黒字化した。

黒字化の要因は、法律事業の売上増加と、アメリカ子会社のコスト削減の2つがある

しかし、大きな要因は販管費の削減

そして、営業利益6,000万なので、想定年間純利益は1億7,000万。

ここから算出すると、

2019.4QベースのPER 167倍

と高い。

また、

2020計画の実現が不安

今走っている2020年は、売上が少し増加する計画。

売上増加の理由は主力の法律事業で伸びず、AI事業で増加する。

利益面では、

2020計画は営業利益2億

しかし、法律事業は売上が増えず、固定費を吸収できないので、

法律事業の赤字は続く

と推測

さらに、

AI事業の売上増加は不透明

2019.4Qは売上増加したように2018.4Qも売上増加していた。

しかし、2019.1Qはまた売上が下がってしまった。

AI売上の特徴として、

売上は導入社数に比例しない

導入社数の実績を見ると、しっかりと増えている。

でも売上は増加していないので、売上は完全な積み上げ型ではない可能性がある

従量課金型で、導入しても利用がなければ売上は発生しないと推測

そして、

2020計画を達成できても割高

2020計画どおりに言っても純利益は1,000万円の計画なので、PERは2,000倍とかなり高い

業績面の結果

販管費減でしか利益が出ない

売上を増やして利益を上昇させるという、ポジティブな利益体質ではない

業績から判断すると株価は上がらない

この後、戦略面でのキーポイントは、今の利益体質を変えるため、

さらに一段レベルアップして、売上を増やす戦略はあるのかどうか?

point② 戦略から判断すると株価は上がらない

②戦略から判断すると株価は上がらない

プラス要因

AI法律サービスは高評価

AIの言語処理・機械学習能力には期待したい

強みは少量の教師データでAIを動かすことができる技術力

AIへの転換

AIの技術力を強みに売上増加を目指しており、着実に売上は積み上がっている

大手への導入が進む

実績が積み上がっているので良い

そして、売上増加戦略として、

AI自体の展開力は強い

金融・役所向け・人事など展開できる分野は広い

大手と法律分野以外でライセンス契約

武田薬品と薬を作る創薬AIシステムのライセンス契約を締結

共和薬品とAIを使った認知症診断システムに関し提携

マイナス要因

AI事業の計画は遅延

AI以外の事業が重い

AI売上は積み上がっているtが、利益がなかなか出ない

AIへの転換は時間がかかる

2019.4Qの売上増加要因は法律売上の増加なので、AI売上ではない

アメリカ子会社のコスト削減

販管費削減を進めるも、事業拡大ではなく縮小均衡の方向

事業拡大して売上増加戦略をとって欲しい

戦略面の結果

AI以外の事業が重い

AI事業が成長しても、FRONTEOの会社全体を改善させるほどのインパクトが小さい

利益が出ない事業を切り離すくらいの戦略を取らないと厳しいと推測

戦略から判断すると株価は上がらない

point③ 指標から判断すると株価は横ばい

③指標から判断すると株価は横ばい

プラス要因

時価総額 280億

小さい会社なので、純利益が少し出ればすぐに割安になる

しかし、利益体質が良くないので、改善まで遠い

マイナス要因

PER 無し

利益が赤字なのでPERは無し

PSR 2.7倍

今のPERは割高だけどPSRは割安

しかし、営業利益率がかなり低いので、PSRが低くても材料としては厳しい

指標面の結果

指標の大きな材料は無し

指標から判断すると株価は横ばい

分析結果

AI以外の事業が重い

AI事業には期待できる。

しかし、それ以外の事業が販管費削減でしか利益が出にくい。

FRONTEOの会社全体の価値にとっては重荷になっている。

株価は上がらない

AIFRONTEO

Posted by michi