セキュリティ銘柄【FFRI】株価は短期横ばい・長期上昇の理由|(3692)

2020年7月8日

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分析結果

株価は短期横ばい・長期上昇

こんばんは。今回はセキュリティ銘柄のFFRIを分析しました。

早速、分析結果は、

OEM転換によって、売上拡大・利益体質改善の可能性が出てきている

ただ、すぐに成果が出るかどうかはまだ注視が必要なので、

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■ポッドキャスト|セキュリティ銘柄【FFRI】株価は短期横ばい・長期上昇の理由|(3692)

分析point

業績・戦略・指標

現状をおさらい

株価は低迷が続く

5年前の2015年は15,000円

2016年に3,400円まで下落し、

そこからは少しずつ下落して、今は2,400円

5年前の1/6の水準

上昇転換の材料が無いのかどうかをチェック

事業はセキュリティ製品の研究・開発

point① 業績から判断すると株価は上がる

①業績から判断すると株価は上がる

マイナス要因

売上は増えていない

利益を生む源泉である売上が増えないと、株価も上昇転換しづらい

理由(1)安いバージョンの販売停止

通常バージョンと、安いバージョンの2つを販売しており、

そのうち安いバージョンの販売が減少したことが全体の売上減少に影響した

理由(2)コロナの影響

コロナショックによって、見込んでいた大型案件の売上が無くなった

プラス要因

一方で、通常バージョンは販売増

安いバージョンの販売停止によって、2019年実績は売上が減少してしまったが、

通常バージョンはしっかり伸びているので、2020年は売上が増える可能性はある

営業利益は増加

2019年実績は営業利益が+6,000万の3.4億に

理由は販管費の減少

売上が下がり、売上総利益も下がってしまったが、

固定費である販管費を減らしたことで営業利益は増加

OEMへの転換の効果

販売コストの小さいOEM提供に戦略転換したことによって、

会社全体で見てもコストが下がり、営業利益が増えた

利益体質は良くなった

逆に言うと、マーケティング・販売があまりうまくない印象を受ける

業績面の結果

2020は売上増加の可能性あり

OEMへ転換bによって利益体質は向上

業績から判断すると株価は上がる

point② 戦略から判断すると株価は横ばい

②戦略から判断すると株価は横ばい

プラス要因

OEMでの提供開始

ソースネクスト社へOEM(セキュリティ製品を提供し、他社のブランドで売ること)

ソースネクスト社が持つ1,700万人のユーザーへの販売を狙う

技術力には期待

NECの持つ製品にFFRIのセキュリティ製品をのっけて販売する計画

NECに技術力を認められている

長期の成長に期待

コストの内訳では人件費・研究開発費が多くを占め、外注費は低いと推測できる

そのため、セキュリティ製品をつくる技術ノウハウは自社に溜まっていると考えられるので、

今後も売上を伸ばす下地はある

今は海外での販売パートナーを探してもいるので、

製品の強みを活かした長期の成長には期待したい

マイナス要因

OEMでは利幅が薄い可能性あり

ただし、FFRIが自社だけでマーケティングするよりも、

結果的に、2019年実績はコストが下がっている

OEM以外での販売に不安

セキュリティの技術力はあると推測するが、

実際に今まで売上が伸びていないので、自社による販売戦略はうまくないと考えられる

戦略面の結果

売上を拡大させるOEM戦略

FFRIのネックである売上を拡大させることに期待できる

しかし、OEM戦略によって、利幅は小さくなることが懸念され、

かつ、販売実績がまだ不透明なので、

戦略から判断すると株価は横ばい

point③ 指標から判断すると株価は上がらない

③指標から判断すると株価は上がらない

マイナス要因

現状PER74倍と割高

2020計画PER118倍

2020計画では利益が減少する見込みなので、さらに割高に

2020想定PER82倍

売上は計画と同じ16.1億、粗利率は2019実績と同じ80%、販管費も同じと想定すると

純利益2.4億なので、想定PERは82倍

指標面の結果

割高な状態が続く

利益が増えない想定なので、割安にならない

指標から判断すると株価は上がらない

分析結果

株価は短期横ばい・長期上昇

OEM転換によって、売上拡大・利益体質改善の可能性が出てきている

ただ、すぐに成果が出るかどうかはまだ注視が必要なので、