EduLabの分析

2020年1月12日

レアジョブ社の分析をしたので同業他社と思われるEduLabの分析をしていきます。

どんな事業?

EduLabという名前から教育関連の会社と予想されますが、どんな事業を行っているのでしょうか?

事業は2つあって、e-Testing事業とテスト運営事業をやっています。

全体の構成はe-Testing事業が75%、テスト運営事業が25%ですね。

(※1)2019年2Q決算説明資料
https://www.edulab-inc.com/ir/material/index.html

e-Testing事業とは?

こちらは英検協会と共同で「英ナビ!」の運営と、学習ツールの「スタディギア」をやっています。

(※1)

業績をちらっと見たら利益が急激に伸びていたので、利用者数が増えれば利益が大きく伸びる、非労働集約型の事業と予想されます。

テスト運営事業とは?

英検の試験会場をEduLabが用意しています。

(※1)

また、センター試験の願書受付や結果送付の業務をやっていますね。

このテスト運営事業は人の力やモノが必要なので利益率は高くないと考えられます。

実際のところはどうなのか、チェックが必要です。

業績は?

業績はよく見るベンチャーとは違っていておもしろいですね。

2018年9月期有価証券報告書より作成
https://www.edulab-inc.com/ir/securities/index.html

2016年から2017年にかけては売上が大きく減っています。

なにかの事業を売却したのでしょうか。

もしくは利益率の低い事業から高い事業へシフトしたのかもしれません。

そして、2017年から2018年にかけては売上がしっかりと伸びています。

売上の伸びとともに利益率も向上

前年比では+15%で、それに加えて利益率が向上しているのはかなりいいですね。

労働集約型じゃないのであれば、今後の利益率向上が期待できます。

2017年に売上が減った理由は?

2018年12月に上場したので情報がぜんぜんありませんでしたが、一つ要因が出ていました。

もともとはソフトウェアの受託開発をしていたようで、その事業からライセンス売上に転換したため売上が減りました。

成長可能性に関する説明資料
https://www.edulab-inc.com/ir/news/index.html

ですので、売上は下がりましたが利益率は改善したため、理由としては良いですね。

営業外費用が多い

心配な点では営業外費用が多いです。

投資有価証券評価損やファンド運営、シンジケートローンの組成費用など、本業以外のことにお金を使っていますね。

(※1)

私としてはあまり良い印象は無いです。。。

業績の見通しは?

業績は売上が+70%、営業利益が+46%とかなり伸びますね。

(※2)2019年2Q決算短信より抜粋
https://www.edulab-inc.com/ir/result/index.html

これが実現できればとても良いですね。

前年比大きく伸びる要因は?

大きく伸びる要因は文科省からの委託事業ですね。

(※1)

これは前年になかったとすると、来期は出るものなのかは気になります。

強みは?

英検協会の新規事業からスタート

有報では英検協会の新規事業がスタートとなって事業が始まったとあります。

なるほど、それなら英検関連の売上が大きい理由がうなずけます。

反対に独立系ほど成長への推進力が強くないのではと想像してしまいますが。。。安定した利益は続けられそうですね。

ビジネスパートナーとの連携=人脈が強み?

EduLabは自社の強みとして3つあげています。

1.最先端の技術力、2.ビジネスパートナー、3.情報収集力です。

この中で最先端の技術力は本当かどうか深堀りが必要ですが、一番はビジネスパートナーにあるのではないでしょうか。

(※1)

創業の経緯もそうですし、経営陣の人脈が強みになっていると考えます。

協会とのつながりがなかったら英検に関わることも難しかったでしょうし、また最先端の技術力は他社も開発に力を入れるので、差別化が簡単ではないと思います。

2017年の売上減少に見られるように事業転換をしていますが、ライセンス売上を見込めたのも英検とのつながりが大きいのではと思います。

(※1)

投資対象としては?

なるほど、時価総額は400億ですね。

みんかぶホームページより抜粋
https://minkabu.jp/stock/4427

PERは出ていませんが、2019年度の予想純利益が8億、今の時価総額が400億なので逆算するとPER48倍です。

ですのでそこまで割高ではないですね。

あとは株価が乱高下していることは気になりますが、上場後にAI銘柄として注目されたのかもしれません。

今後ちゃんと業績予想を達成できるのであれば十分投資対象として考えたいと思います。

引き続き注目していきます。ここまでありがとうございました。

ITEduLab

Posted by michi