ドラクエでも利益転換は厳しい!?【コロプラ】わかりやすい決算分析

2020年1月14日

ドラクエウォークの影響でニュースによく出てるコロプラは割安なのか分析しました。
今後割安になっていくかどうかを決算分析によって調べていきます。決算分析を材料に上がりそうな株を選んでいきますので、チャンネル登録がまだの方は登録いただけましたら幸いです!

事業はスマホゲームの開発です。

ドラクエウォークの開発以外では、白猫プロジェクトが一時期話題になりました。

1年間株価は2019年9月に急騰しています。

これはドラクエウォークが人気になったからです。

700円から1,600円と急激に倍になりましたが、今は1,200円といったん落ち着きました。

長い目で見た株価の水準では、5年前の2,500円から半分近いです。

これを考えると、5年前のような利益と期待が復活すれば株価はまだ上がる可能性があります。

利益の成長予測をして株価が上がるかどうかをチェックです。

指標では割高か割安かを見るPERは149倍と割高です。

もっと利益が出ないとPERは下がらないので、利益が伸びるのかどうかがポイントです。

時価総額は1,600億円と大きな会社です。

業績では売上は2年前の840億から毎年下がり、2018年には450億になりました。

そして純利益も売上以上に右肩下がりです。

2018年度のPERは時価総額1,600億÷40億で40倍です。

40倍であれば割高すぎじゃないです。

連結業績は3年前までしかないので、単体を見ると、売上は500億から800億に上がったあと400億に下がっています。

これはゲームの人気が影響しています。

利益では2016年に220億も出ていましたが、2018年は30億と大きく下がりました。

それでも100億以上の利益が出ていた年は3年もあります。

こんなに利益が出ていれば純資産も溜まっています。

自己資本比率を見ると91%と安全性には全く問題ありません。

PERは利益が出ていた頃に比べると高くなっています。

利益が下がっても、まだ期待されています。

現金は600億とたくさん持っています。

それでも投資キャッシュフローはマイナス△50億円でした。

投資する余力はありますが、大きな戦略の賭けには出ていません。

直近の2019年度は売上がマイナス△15%、利益は半分になってしまいました。

売上・利益が反転するタイミングはぜんぜん見えて来ないです。

ただ直近の2019年第4四半期は売上が伸び、利益率も良くなりました。

この要因はドラクエウォークがヒットしたことによる利益率の改善です。

この第4四半期が売上転換のポイントになるのかと思いましたが、実際は難しいようです。

2014年から2016年に100億以上の利益が出ていましたが、これの再来はあるのかチェックです。

このときに利益が出ていたのは売上よりも利益率が要因でした。

営業利益率が40%は普通の会社では無いです。

このときはゲームが流行り、競合も今より少ないおいしい市場でした。

今は海外勢ふくめ競合が増えたため、これほどの利益率は難しいと考えます。

戦略としては売上の積み上げを狙っていますが、下がる幅が大きいので売上増加は実現できていません。

直近の第4四半期も伸びはしましたが、実はドラクエウォークによる増加だけではないです。

毎年第4Qに伸びる白猫プロジェクトも好調でした。

これは毎年のことなので、第4Qの結果だけでは売上が増加に転換したとは言えません。

たしかに第4Qは増加しましたが、一年前の2018年第4Qと比較すると減少しています。

2018年の第4Qも売上と利益率ともに良かったです。

来期2020年度の見通しでも劇的な要素はないようです。

ここまでを振り返ると

  1. 安全性は現金がたくさんあるので問題ない
  2. 投資余力も大きいので戦略によっては急成長もありえる
  3. でも現在は転換の見通しがない
  4. 来期も転換は厳しい

と、今までの材料では投資は保留しようと考えています。

ただ最後に位置ゲームの技術力がコロプラにはありました。

位置ゲームはPokemon GOやドラクエウォークが流行ったので、これからコロプラが強みを発揮できるかもしれません。

好材料はこれくらいでしたが、まだまだ余力は十分あるので期待できなくもないです。

あとは自己判断でお願いします!

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