AI銘柄【ALBERT】株価は短期下落・長期上昇の理由|(3906)

2020年7月2日

Contents

分析結果

短期は割高・希薄化リスクあり

AI銘柄のアルベルトについて、5月決算発表のアップデート分析

長期は戦略がはまって成長可能性が高い

株価は短期下落・長期上昇

分析point

業績・戦略・指標

現状をおさらい

株価は回復中

株価はずっと低迷していましたが、2年前の2018年に10倍以上の15,000円に急上昇

その後は下落が続き、コロナショックもあり3,400円に

今は少し戻して最高値の半分の7,000円へ

時価総額は300億と大きくない

分析コンサル事業・自社開発のAIサービス事業

ビッグデータ分析を活用して企業のAI導入・構築を支援する

自社AIサービス事業はチャットボットや画像認識サービスを提供

point① 業績から判断すると株価は上がる

①業績から判断すると株価は上がる

マイナス要因

2017年までは売上成長せず

デジタルマーケティングプラットフォームに力を入れていたが、競争激化

2017年までは利益は赤字

コストを吸収できず利益も伸びなかった

2019年は営業利益が増えず

理由は一時的なコスト

理由は、本社移転コスト・人員拡充のための採用コストの一時的なコスト

成長投資を実行した

しかし、スポットの一時的なコストがあっても、利益はkeepできている

ここまで、マイナス要因は多いが、実は、それよりもプラス要因が大きい

2019計画は未達成

2019計画は売上24億・営業利益3.6億

2019実績は売上23億・営業利益1.9億

2020計画も未達成で終わる可能性はある

プラス要因

売上は2年連続で大幅増

理由(1)戦略転換

2018年に戦略変更し、マーケティングシステム事業からデータ分析事業へシフト

理由(2)専門人材の増加

専門人材を75名→154名へ倍に増やした

生産能力が増加したため売上増加

生産能力の拡大が売上に直結しているので、事業のニーズはあると考えられる

理由(3)複数企業との連携

他社との資本提携を含む連携によって売上拡大可能性を増やしている

今後の売上増加につながるので、最も大きなプラス要因

【利益面】2018年に黒字化

戦略を転換した1年目から売上増・黒字化と成果が出たのは大きい

狙った戦略で成果を出せるなら、

今後も売上・利益ともに増加する可能性は高い

理由は売上増加によるコスト吸収

専門人材のコストが増えても利益が改善

データサイエンティストは大学卒ではなく、大学院卒の修士が中心

人件費は高いが、コストを吸収できている

専門人材の稼働率75%

余裕があるので、利益率が下がる可能性は低いと推測

2020計画は成長が続く

売上+24%・営業利益+50%の計画

大きな成長が続くことは大きなプラス要因

ただし、2019計画は未達成だったため、業績の進捗には注意が必要

業績面の結果

転換した戦略がはまって成果が出ている

今後も成長可能性が高い

業績から判断すると株価は上がる

point② 戦略から判断すると株価は上がる

②戦略から判断すると株価は上がる

プラス要因

強み(1)専門人材・専門ノウハウ

全社員数186名のうち8割はデータサイエンティスト

成果が大手企業との提携に表れている。信頼されている

強み(2)複数企業との連携

複数企業との連携によって安定成長を実現

複数企業と連携したグループを作り、革新を推進していく

連携したグループのプロジェクトが進めばALBERTの売上も伸びる

大手との資本業務提携

大手との資本テイッ系=トヨタ・東京海上・KDDI

新たに三井住友銀行グループとも業務提携

3つのメリット

資本提携会社との売上増加につながっている

大手との資本提携による信頼性向上によって案件が増える

資本提携会社の顧客ネットワークが使える

データ分析分野の市場環境は良い

ビッグデータ分析市場は拡大

IoT時代の到来により長期的にも拡大すると推測

データ専門人材は不足

ALBERTのニーズは拡大

マイナス要因

売上の妥当性調査で決算発表が延期

ガバナンス(企業統治)に不安あり

ガバナンスが弱いと成長の基盤が弱くなり、長期の成長にマイナス要因となる

戦略面の結果

強みの専門人材により大手との提携

専門人材によって強みを作り、それによって大手との提携が実現

さらに外部環境も良く

戦略が好循環になっている

戦略から判断すると株価は上がる

point③ 指標から判断すると株価は上がらない

③指標から判断すると株価は上がらない

マイナス要因

2019年PER160倍・PSR13倍

現状の指標は割高

本来のPER230倍

これまでは赤字だったので純利益が高く出ている

営業利益1.9億→本来の純利益1.3億→時価総額2305億

持ち株の希薄化リスクが高い

トヨタへ新株発行によって11%希薄化

4億調達し、2018年に純資産が倍以上の+11億増加

資金調達による希薄化36%

筆頭株主ウィズ・アジア・エボリューション・ファンド

ストックオプションの行使

元々予定はされていた

プラス要因

2020計画PSR11倍

売上29億に増える計画なので、PSRも下がる見込み

一方、純利益は伸びない計画なので、計画PER430倍と割高

指標面の結果

割高・希薄化リスクあり

指標から判断すると株価は上がらない

分析結果

短期は割高・希薄化リスクあり

長期は戦略がはまって成長可能性が高い

株価は短期下落・長期上昇