AI銘柄【アドバンスト・メディア】株価は上がらない理由|(3773)

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分析結果

売上成長戦略が見えず

こんばんは。今回はAI銘柄のアドバンスト・メディアを分析しました。

早速、分析結果は、

固定費増加を吸収できずに利益が伸びていないので、さらなる売上増加が必要

でも、さらなる売上増加戦略が見えないので、

その結果、

株価は上がらない

と判断しました。

分析point

業績・戦略・指標

現状をおさらい

株価は下落

2017年まで1,000円以下で低迷していた

2018年に2,500円まで3倍に上昇

そこからは下落が続き、今は半分以下の1,200円へ

point① 業績から判断すると株価は上がらない

①業績から判断すると株価は上がらない

プラス要因

売上は増加が続く

コールセンター・議事録分野は増加

成長分野がしっかりと伸び続けているのは良い

2017年に黒字転換

売上増加によって黒字転換しているので、良い成長の仕方

マイナス要因

売上成長率は低下

成長が鈍化している理由は、成長していない分野があること

医療・他分野では売上伸びず

医療分野や、コールセンター以外の他分野では売上が伸びず

子会社で大きく売上減少

子会社の「グラモ社」で売上減少

海外事業の売上が減少

「タイの子会社」を含めて海外事業が厳しい

そして、売上の成長が鈍化していることに併せて、利益面では、

直近の利益は減少

2018年までは利益も順調だったが、直近2019年の利益は減少

利益減少の要因を分析すると、売上増加の鈍化によって、

固定費増加を吸収できず

固定費である販管費は増加しているが、売上比率は変わっていないので、本当の、固定費を吸収できなくした理由は別にあります

売上総利益率△2%低下

それは、売上総利益率が71%から69%へ△2%低下したことです

成長していない分野で売上が減ったことにより、利益体質が悪化し、売上総利益率が低下してしまいました

売上減少分野で利益悪化

具体的には、売上が減ったコールセンター以外の分野・海外・子会社で利益が減少

売上減少分野の利益低下をカバーしきれず、会社全体の利益も減少

加えて、

2019年計画を未達成

売上50億・営業利益は8億出す予定だった。

しかし、実績の着地は売上47億・営業利益6億9,000万円で未達成

2020年計画も売上・利益ともに増加させる予定だが、実現可能性に不安

業績面の結果

成長分野がある=○

成長している分野をしっかりと見つけることができている

音声認識サービスが伸びない分野があっても、成長分野で伸びていれば大きな問題ない

全体=売上成長鈍化・利益悪化

売上・利益面の結果として、、会社全体で見ると売上成長鈍化し、利益も悪化

成長率が鈍化していることは株価の要因としては厳しい

ポイントは成長市場でいかに伸ばせるかどうか

課題は売上成長の加速

業績面課題は、固定費を吸収できるくらい売上を伸ばせるかどうか

業績から判断すると株価は上がらない

point② 戦略から判断すると株価は横ばい

②戦略から判断すると株価は横ばい

プラス要因

AI音声認識の先駆者

先駆者の結果として、

シェアNo.1

音声認識市場では4年連続でシェアNo.1

ライセンス数も増加

特に議事録分野・コールセンター分野でのライセンス数は大きく増加

M&Aで売上増加

会社全体の売上規模がまだ大きくないため、M&Aによる売上増加は効果が大きい

マイナス要因

シェアは低下

2018年は56%だったが、2019年は51%へ低下

競合他社のシェアが拡大している

海外の転換に期待できず

売上は下がり続けており、上昇転換の戦略も見えていない

事業が多い

経営資源を集中していないので、利益率が下がる可能性がある

音声認識以外が重荷

具体的に、子会社の「グラモ」はリモコンやスマーキーを作っているが、

この音声認識以外の赤字が重くのしかかっている。

そして、解決策が見えていない

戦略面の結果

シェアはNo.1

音声認識の先駆者として、市場シェアはNo.1

さらなる成長戦略が見えず

しかし、今の売上成長では利益が伸びてこないので、さらなる成長戦略が必要

でも、成長分野での売上加速戦略は見えていない

かつ、売上減少分野での上昇転換戦略も見えていない

結果、プラス要因とマイナス要因があるので、

戦略から判断すると株価は横ばい

point③ 指標から判断すると株価は横ばい

③指標から判断すると株価は横ばい

プラス要因

PER 30倍

PERは30倍でAI銘柄としては割安

時価総額 210億

時価総額は210億と大きくない

上昇余地は大きい

マイナス要因

資金調達による希薄化

2017年に投資CFが△30億使っており、一方で財務CFで資金調達を30億行っている

新株予約権によって30億資金調達し、株が薄まる希薄化が起きた

希薄化は株価にとって大きなマイナス要因

15億を使って、他社の株を取得している

20億は定期預金に預け入れて、使っていない

指標面の結果

指標から判断すると株価は横ばい

分析結果

シェアNo.1

プラス要因として、シェアNo.1であり、売上も着実に成長していることは良い。

売上成長戦略が見えず

しかし、固定費増加を吸収できずに利益が伸びていないので、さらなる売上増加が必要

でも、さらなる売上増加戦略が見えないので、

株価は上がらない