利益3倍は一時的でも優良銘柄!?【スマレジ】わかりやすい決算分析

2020年1月14日

利益が前年比3倍になったとニュースになっていたのでスマレジを分析しました。
今後割安になっていくかどうかを決算分析によって調べていきます。決算分析を材料に上がりそうな株を選んでいきますので、チャンネル登録がまだの方は登録いただけましたら幸いです!

事業はクラウド型のPOSレジです。

POSはリアルタイムで販売の情報を管理するシステムです。

古い置き型のレジから入れ替えは進みそうなので時代の流れに乗っていることは好材料です。

実際にiPadやスマホでレジをやっているお店もよく見るようになってきました。

指標では時価総額が310億と中くらいの大きさです。

これから上がっていく余地は十分にありますし、小さすぎてファンドなどの機関投資家が買えない水準でもありません。

PERはほぼ100倍と高いです。

割高ですが、ちゃんと成長を期待されています。

ここから利益が伸びて割高ではなくなっていく、PERが下がって適正になるのかどうかはポイントです。

株価は直近で上がっていますが、2019年3月の上場から右肩下がりでした。

直近の12/2に株価が上がった理由は小さなニュースでしたが、

さらに直近では決算発表で利益が前年比3倍となったので株価が上昇しました。

連結は2018年4月期で終わっています。

売上の推移ではずっと右肩上がりが続いています。

売上の伸びとともに利益も右肩上がりです。

売上・利益ともに右肩上がりなのは好材料です。

安全性では自己資本比率が85%とまったく問題ありません。

本業でどれだけお金を稼いだかを表す営業キャッシュフローも3億円あるので、事業は順調です。

2019年4月期は売上が前年比+40%と順調に伸びています。

営業利益率もほとんど変わらないので、収益力を維持しながら売上も増やすという良い状態です。

営業利益率が少しだけ1%悪化した理由は、現場サイドの利益率を表す売上総利益率(粗利率)が1%悪化したからです。

規模を拡大すると効率が一時的に悪くなることはあるので許容の範囲です。

売上総利益率が悪化した要因は、売上増加に比例したコストと人件費です。

これも特別悪い要因はなく、順調に売上・利益を伸ばしているいい会社です。

3年間推移でも悪い点は見当たりません。

このまま利益率が変わらなければ売上が伸びるほど利益の伸びも予想できます。

3ヶ月ごとの四半期推移では売上と利益率に変化があります。

これはキャッシュレス事業による特需が影響していると考えるので問題ないです。

続いて、事業はレジの機械を提供しています。

PayPayやLINE PayなどQRコード決裁はたくさんありますが、その機械を提供するのがスマレジです。

スマレジの特徴はクラウド型でサブスクリプションモデルです。

毎月安定した売上が入ってきます。

そして無料で始められることも大きな特徴です。

これは強みですが、反対に売上に結びつかないという弱点にもなりそうです。

ただレジのシステムを提供しているのではなく、売上分析や在庫管理をできることに強みがあります。

リクルートのAirPayなど競合はいますが、スマレジは高機能と使いやすさをウリにしています。

売上分析がクラウドで簡単に始められるので、昔ながらのレジとは差別化になりそうです。

事業についての指標ですが、意外に使っていない店が80%もあります。

逆に考えると使っていない店が80%もあるのに今の売上なので、ここが改善されれば売上はもっと伸びる可能性もあります。

同じような数字になっていますが、有料プランを使っている店は16%です。

無料プランしか使っていない店は80%以上あります。

無料プランで導入してみて、有料プランに変えない店が多いです。

無料プランで使っていて良いと思ったから有料プランにした店は使い続けていると予想します。

有料に変えなかった店は競合のシステムを使い始めたことも考えられます。

そうなると競合から乗り換えさせるのはハードルが高いかもしれません。

無料プランからどのように有料にかえてもらうかが重要ですが、いかに競合に勝って選んでもらえるかがポイントのようです。

解約率が低いのは強みです。

安定して売上の積み上げが狙えます。

2020年4月期の計画では売上・利益ともに順調に+20%の成長です。

利益率は21%から19%へマイナス△2%下がってしまいます。

ですが売上の成長は続いているので、開発コストがおさまれば改善すると考えます。

直近の2020年第2Qは、売上が倍、利益は3倍になりました。

予想を大きく上回る着地だったので株価も上がりました。

計画と比べると、第2Qの時点で1年間の利益計画を超えてしまっています。

このままなら純利益が6億円になると期待してしまいますが、そうなるのてしょうか?

てすが年間計画を見ると、後半の半年では利益が1億円しか増えない見込みです。

第2Qの売上が倍になったのは駆け込み需要が理由だからです。

加えて、大型案件の受注もあって、売上が想定以上に大きくなりました。

2020年上期は利益率も改善しましたが、これは一時的です。

売上の内訳を見るとサブスクリプションで積み上げていく売上ではなく、レジ機械の売上が大きく伸びました。

機械の売上はサブスクリプション売上と違って積み上げ型ではないため、後半の半年は注意が必要です。

コストも機械販売が伸びたため、サブスクリプション売上に対応する人員増加が必要ありませんでした。

そのため利益率は改善しています。

NTT東日本など大手が取り扱っているは好材料です。

スマレジ社が一時的な機械売上は続かないと説明しています。

それでもサブスクリプション売上は積み上がったので、年間の売上・利益は大きく伸びる見込みです。

後半は失速しますが、年間純利益は6億出ます。

今の時価総額は300億なので純利益6億で割ると想定PERは50倍になります。

今のPERが100倍なので割高感は小さくなります。

クラウド事業は時代に合っているので、このまま成長を期待します。

ここまでありがとうございました!

投資は自己責任でお願いします!